雲にとらわれた凡人のストラテジー

インハウスでのSEO、Webマーケティング業務の責任者だった男が現状のSEOや、これから一人で戦う上での戦略を書き連ねます。

企業メディアは構成がテンプレ化している

最近、検索上位の記事を分析していて思うのが、企業メディアの記事構成ってテンプレ化してね?ということです。気になったので、某Webメディアの記事をいくつか構成だけチェックしてみると見事にテンプレ化していました。これって正しいのかしら?今回はこういったテーマで語っていきます。

テンプレ構成ってどうなの?

これどうなんですかね?どんなテーマもお馴染みの構成。見る側としては大体次が予測できて安心なんですかね?ちょっと運営側の気持ちになって考察してみました。

メリット①クオリティが担保できる

まず、クオリティが担保できますね!新人が入っても「テンプレこれだからあとはヨロシク!」的な。ちなみにどういう見出し構成かというと...

  • 〇〇とは?
  • 〇〇の特徴or魅力
  • 〇〇の種類
  • 〇〇の選び方
  • サブトピックス(クエリ毎に違う)
  • おすすめメーカー・ブランド
  • おすすめアイテム○選
  • 付随するアイテムなどのトピックス
  • まとめ

ざっくりこんな感じです。で、実際に検索上位にいるので企業で運営する場合はかなり効果高そうです。また、抜け漏れもなさそうな盤石な布陣といった印象ですね。

メリット②確認する側もチェックしやすい

私も企業で働いてた時は何百何千と記事をチェックしてました。その経験から言うと構成が決まってるとチェックしやすいです!どこを見ればいいか一目瞭然なので、これは非常に助かる。書いてる内容も事前に想像しやすいので、作業効率が上がります。

オリジナリティに欠如するのでは?

色々とメリットを列挙しましたが、やはりオリジナリティに欠けるのでは?と感じます。こういう施策って競合も真似するので、やがてはどのメディアも同じこと書いてるという状況になりますよね。というかもうなってますが。こうなると後発がコピーコンテンツ扱い...まで行かなくても順位下げられる可能性もありますね。同一コンテンツは検索結果に不要です!って感じで。

 

あとは被リンクやドメインパワーの勝負になってくるので、消耗線というか、弱者は白旗上げることになります。なので、長期的にみると、やはりオリジナリティを追求したコンテンツ作りが大切ですね!今回はそのことを改めて認識しました!