雲にとらわれた凡人のストラテジー

インハウスでのSEO、Webマーケティング業務の責任者だった男が現状のSEOや、これから一人で戦う上での戦略を書き連ねます。

コアアルゴリズムアップデートで検索結果に大きな変化が?

先月Googleのコアアルゴリズムアップデートが行われました。そこから1ヶ月以上経ち、ある程度順位変動が落ち着いてきましたね。今回は順位変動がある程度落ち着いてきた昨今の検索結果に大きな変化を発見したので、共有していきます。

同一ドメインが検索上位にランクインしやすくなっている

どうも最近同一ドメインが検索上位にランクインしやすくなっている印象です。

▼以前の記事はこちらです。

shijuukara.hatenablog.com

まずはこちらの画像をご覧下さい。

Googleの検索結果画面

「ジェントス ライト」の検索結果

こちらは「ジェントス ライト」で検索したときの検索結果なのですが、www.gentos.jpというジェントスの公式サイトのドメインが4件表示されています。

※ジェントスはLEDライトを製造しているブランドです。

今回のアップデート前までは同一ドメインが多くても2件までしか表示されない仕様でしたが、今回はそこに大きく変化があったように感じます。

因みにこの検索結果の下はこんな感じでした。

Googleの検索結果画面

ECサイトは2件までとなっている

ジェントスの公式サイトの下はECサイトが表示されていますが、いずれも多くて2件まで表示されているという状況です。また、検索キーワードによっては検索結果の1ページ目を公式サイトが占領しているという状況も見かけました。(ごめんなさい。キャプチャを撮り忘れました...)

Googleはブランド(公式)が大好き

これは昔から言われていることですが、Googleはブランドが大好きです。これって当然のことではありますが、ブランド名で検索して公式サイトが一番上に表示されなかったらちょっと信用問題かなと感じます。なので、ここのロジックは至極真っ当なのですが、今回のアップデートでそこのブランド優先する部分が過剰に働いている印象を受けました。

周りの変化に惑わされないことが大事

色々と分析していて学んだことがあります。それは...

の2点です。特に個人でブログを運営している方はここを意識するといいです。SEOでOrganicの検索流入を増やそうとすると、どうしても検索ボリュームの大きいキーワードに食いついてしまいます。検索ボリュームの大きいキーワードは大半がブランド名などの固有名詞一単語のみのケースが多いです。

 

Googleとしても、ブランド名のみで検索したユーザーに対して個人ブログを検索結果1位で返すということはまずしないでしょう。個人で戦うなら、ブランドや企業と明確に差別化のできるロングテール(できれば3語以上の組み合わせ)を狙っていくことをおすすめします。そうすることで、記事のターゲットも決めやすく、いい記事が書けて、読者も満足し、双方にとってWin-Winの関係になるからです。